あの日の匂いが

あの日の風が

どこだろう、いつだろう

あの子の声が

誰かの夢が

聞こえているかな、この歌を

 

切なさをイントロに

浮かぶ様なリバーブと

今まで、いつまで

ビブラートのゆりかごと

とめどない感情が

泣かされて消えるように、あの歌を

 

どうか笑っていて、泣いていて

強がって逃げた数だけ

そして届いていて、忘れないで

あんなにも真っ直ぐに弱かった俺のこと

かすれて薄れた

あの歌と思い出を

 

道なりのあの道を曲がった

行き先は間違いを隠し

戻りたいと、戻りたいよと泣く時にはもう遅く

立ち止まり見上げてた広過ぎる空の、白過ぎる雲

言葉がなくて、涙もなくて

今、雨が振り出した

 

何度思い出すだろう、責めた日々を

強がって泣いた数だけ

遠くつないでいて、忘れないで

綴った言葉は

ただ、あの子のために

 

あの子のために。